現場の日当施工能力把握されてますか?
こんにちは!
船井総合研究所の松村です。
皆さんは、自社の「日当たり標準施工量」をご存じでしょうか?
実はこの“基準値”を把握していない企業は意外と多く、そこに工程短縮のヒントが隠されています。
今回は、発注者側で用いられている「標準施工能力」と、現場での実際の施工能力の差から見える改善のポイントを解説します。
目次
御社の「日当たり標準施工量」、把握されていますか?
もしすぐに答えが出なかった方
実は、そこに工程短縮の最大のカギが隠れています。
多くの会社では、「経験値」や「感覚」で工程を組み立てています。
ですが、現場ごとの日当たり標準施工量(=1日でどこまで進むか)を正確に把握していないと、
本来なら3日で終わる作業を5日かけて行っているケースも少なくありません。
つまり、“なんとなく”組まれた工程表が、
利益を削ってしまっている可能性があるのです。
実際、発注者として数百件の現場を見ていたときも、
「同じ規模の工事なのに、会社によって工期が2割以上違う」ことがありました。
違いは、工程の見える化と施工量の定量管理をどこまでやっているか。
この考え方を変えるだけで、
現場はもっと短く・もっと儲かる工程に変わります。
「発注者の積算基準」を理解すれば、工程短縮の糸口が見える
国や自治体、NEXCOなどの発注者は、積算時に「標準施工能力(=1日あたりの標準施工量)」を設定しています。
これは、設計・積算の根拠となるだけでなく、発注者側が想定する合理的な施工スピードの基準でもあります。
この基準を現場側の実施工データと照らし合わせることで、
- ・作業ごとのボトルネック
- ・人員配置や機械稼働の最適化余地
- ・安全性を確保しつつ工程を短縮する余地
といった分析を行うこともできます。
このような差を可視化し、現場に落とし込むことにより、
安全性を犠牲にせず工程を短縮することも可能となります。
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