公共受注「役務」の攻略法を公開

2025年11月12日配信

お世話になっております。伊藤です。

公共工事において、
ここ数年で新規参入の会社が特に増えて狙っているのが「役務」として発注される公共工事です。

「役務」とは、点検・維持管理・巡回・除草・小規模修繕など、
日常的な管理業務のことを指します。

資格や過去の実績がなくても参入できるため、
一見すると取り組みやすい領域に見えますが、実際には以下のようなお悩みをよく伺います。

  • ・スケジュールがタイトで応札が間に合わない
  • ・単価や採算が合わない
  • ・見積を取る業者が確保できない

つまり、「入札に参加できないまま終わってしまう」ケースが多いのです。

しかし、役務は工事入札とは少し違い、日常対応力・整理力・業務設計力が評価されます。
そのため、以下の3つの体制整備が受注の分岐点となります。

 
目次

1. 「できることリスト」の可視化

担当者が判断しやすい形で、

  • ・対応可能な業務範囲
  • ・所持している資格の整理
  • ・対応できる建物・設備の種類
  • ・カバーできるエリア

が整理されているかどうかが重要です。
この整理がない会社は、そもそもの受注機会を逃しやすくなります。

2. 協力業者への見積依頼方法が体系化されているか

「見積が取れない」のではなく
「誰に、どのように、どの粒度で依頼するかが分かっていない」ことが多くの原因です。

例)見積依頼書に下記を追加するだけで取得率は大きく改善します

  • ・目安とする金額感
  • ・管理主体(発注者 or 自社 or 協力業者)
  • ・現地確認の可否と担当者

3. 応札判断・準備の社内フローが確立されているか

役務は公告から締切まで 最短5日〜2週間 とスピード勝負です。

公告を見る人、応札判断をする人、見積を集める人が分断されていると、間に合いません。
最低でも、週1回の応札判断ミーティング を設けるだけで応札率は改善します。

 
 
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埼玉県のアークス様では、上記3点の体制を整えたことで、
役務が継続的に受注できる状態となり、公共工事の新規参入に成功しました。

役務は「勝てる仕組み」を作れば、毎年・継続的な売上の柱 になります。
一方で、現場人員・スケジュール・単価の面から参入を断念してしまう会社も多いのが実情です。

そこで今回のセミナーでは、役務受注に取り組む企業様に向けて、
実際に成果が出ている“仕組み化のステップ” を具体的にお伝えしていきます。

セミナー概要

テーマ:役務受注の整理方法と、継続受注の仕組みづくり

  • ・役務入札に強い会社が行っている「できることリスト」の整理方法
  • ・応札スケジュールを社内で回すための仕組み化ステップ
  • ・見積取得率を高める「協力業者管理」の方法
  • ・すぐに現場で使える「管理帳票」サンプルの提供

「役務は取れそうで取れない」
「応札したいが、体制が追いつかない」
「そろそろ公共工事に参入したい」
という会社様にとって、有意義な内容となっております。

是非、セミナーへお申し込みください。

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